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2009/04/20 :JAM川島日記
本日は八重山ダイビング協会の市内・川平・北部地区合同のオニヒトデ駆除に行って来ました!
石垣北部のオニヒトデが大量発生しているとの事で、早急な対処が必要なのです。
市内のダイビングポイントには定期的に駆除活動を行っているのですが、こうして普段潜らないポイントの現状を見られるのは、とてもいい機会だと思います。
今回の参加メンバーは、市内の各ショップオーナー・スタッフ共に25名。
そして川平・北部からは25名ほど。合計50名の大規模な協力がありました。
さて、石垣南部のサザンゲートブリッジ下より、「シーマンズクラブ」さんの船で出航、川平のマンタスクランブルを通り越してはるばる北部の伊原間という地域まで遠征〜!
所要時間は、約一時間半。。。いつものダイビングではありえない移動距離ですね〜。
しかも、南風が強く、北部は結構な時化状態。
乗船メンバーはみんなプロのガイドなので、多少の厳しい海況でも飛び込んで行っちゃいまっす(*^^)v
ポイントに到着し、いざエントリーしてみると、水面からでもオニヒトデの食痕はおろか、でかでかとしたオニヒトデそのものが、あちこちにはっきりと見えるのに衝撃を受けました…。
それも、ひどいところは一つのサンゴに7、8匹のオニヒトデが群がっているのです。
これはかなりショックでした。。。
50名が土嚢袋3枚持って潜り、ほとんどパンパンにオニヒトデが入った状態で水面まで引き上げたり、船上で引き揚げ作業中に、足や指を刺されたスタッフが数名出てしまいました。
このトゲは、刺さると折れてしまうので、すぐに抜いて血と毒を吸い出さなければなりません。それでも毒が残ってしまうと、パンパンに張れて痛みとかゆみが起きます。
免疫力がない人は、危険な場合もありえますので、十分お気を付けください。。。
本来は2ダイブの予定だったのですが、あまりにも大量の駆除数だったので、船に積みきれなくなり、1ダイブにて終了。
合計3,724匹という恐ろしい数のオニヒトデが駆除されました。
トラック3台分です〜。
帰港してから、沖縄の「美ら海・美ら山基金」よりめでたく助成金を受ける表彰式が行われ、今後の駆除活動がさらに発展する事が今の石垣島に必要だと改めて認識しましたよ。
駆除した約4,000匹のオニヒトデは、肥料として加工されます。
陸上に広がったこのオニヒトデの絨毯、すごいっす。。。
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